色トレス用のレイヤーを作成するツールです。

注: ベータ版です。今後パラメータに微調整が入る可能性があります。

色トレス作成ページ

使い方

以下のようなレイヤー構成になっているとします。

レイヤー構成

線画レイヤーを非表示にします。この状態で画像を png 形式で書き出してください。
こんな感じの画像です。

線画非表示

色トレス作成ページにアクセスします。

Select Imageボタンを押して画像をアップロードします。
線画の太さに合わせて Radius を調整します。(だいたいで大丈夫です)
Generate ボタンを押して生成を開始します。

画像アップロード

しばらく待つと生成が完了します。
多少奇妙ですが驚かなくて大丈夫です🤣
Downloadボタンで画像を保存してください。

生成完了

ダウンロードした画像を線画レイヤーのすぐ上に配置します。
下のレイヤーでクリッピングする設定にしてください。
線画レイヤーを表示状態に戻します。

画像読み込み

これで完了です。

適用前

適用前

適用後

適用後

気になるところがあれば、さらに上にレイヤーを重ねるなどして微調整してください。
拡大するとアラが見える箇所があるかもしれません。その場合はガウスぼかしをかけてもいいかもしれません。

github

egawata/color-tress-webui

ソースコードもこちらで公開しています。

やっていること

画面内の各ドットに対して以下を行います。

  • 各ドットの周囲から一番暗い色を探します。
  • その色に対し
    • 彩度を上げます
    • 色相をややずらします(赤系の場合は色相環を逆時計まわりに、青系の場合は時計回りに)
    • 明度を下げます
  • この色を色トレスレイヤーの色とします

補足

  • いわゆる生成AIの技術は使用していません。
  • 変換処理はブラウザ内で完結し、お使いのマシンの外部にデータが送信されることは一切ありません。
  • つまり裏を返すと、お使いのマシンのマシンパワーを結構消費します。😅
  • 入力画像を別のものに差し替えることも可能ですが、マシンパワーが追いつかず動作が止まる場合があるので、ブラウザのタブを閉じて(移動ではなく)再度開くことをオススメします。
  • 進捗が 99% を過ぎて10秒以上待っても完了しない場合、マシンパワーが限界を迎えた可能性が高いです😢
  • Radiusをあまり大きくしすぎると生成に時間がかかります。最初はデフォルト値で試してみてください。