GlassView
macOS上で特定アプリケーションのウィンドウをリアルタイムでキャプチャし、 透過ウィンドウで表示するアプリケーションです。
イラスト制作を支援することを主な目的としています。 ドローイングツールの上に重ねることで、元アプリケーションを操作しながらのトレースや模写がしやすくなります。
デモ: ドローイングツールの上にMac標準搭載の「写真」アプリのキャプチャ画像を半透明で重ねてトレースする例
対応アプリケーション例
- Mac 標準搭載の「写真」アプリ
- 3D モデリングツール(Blender等)
- 動画再生アプリ(Quicktime等)
※動画配信サイト等の、著作権保護技術により保護されているコンテンツはキャプチャできません。
※アプリケーションそのものを半透明化させるわけではありません
主な機能
- リアルタイムウィンドウキャプチャ
- 透明度調整(不透明度設定)
- クリック透過機能
- 常に手前表示機能
- 拡大・縮小・移動操作
- フレームレート調整
動作環境
macOS 12.3以上
初回起動時にスクリーン録画権限の許可が必要です。
基本的な使い方
- アプリケーションを起動すると、メインウィンドウ(キャプチャ表示用)とコントロールパネル(操作用)の2つのウィンドウが表示されます
- コントロールパネルでキャプチャしたいウィンドウを選択
- 「キャプチャ開始」ボタンでリアルタイムキャプチャを開始
- 不透明度やその他の設定を調整してお使いください
キーボード操作
- 拡大縮小: Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作
- 移動: Spaceキーを押しながらマウス左ドラッグ
ダウンロード
最新バージョンの .dmg ファイルをダウンロードしてインストールしてください。
GitHub
ソースコードはこちらで公開しています。
バグ報告や機能要望もこちらまでお願いします。
トラブルシューティング
CPU負荷が高い場合
- fpsを下げることで負荷を軽減できます(5fps以下推奨)
- 画面更新が不要な場合は「キャプチャ停止」で更新を止めてください
権限の問題
- システム設定 → プライバシーとセキュリティ → 画面収録とシステムオーディオ録音 を開く
- GlassViewにチェックが入っていることを確認
- 問題が続く場合は一度削除してから再度追加してください
ライセンス
Apache License 2.0 で公開されています。 詳細についてはLICENSEファイルをご覧ください。